ジョニー・デップ

 

ジョニー・デップ 『チャーリー・モルデカイ』 記者会見 2015年01月28日(水)

 

清水純子 撮影

1月28日(水)はジョニー・デップ主演の『チャーリーズ・モルデカイ:華麗なる名画の秘密』記者会見に行きました
ジョニデは、自然体でさりげなく、気取らず、てらわず、それでいて繊細、利口そうでユーモラスなセンスのいい人です。
ハリウッドで活躍するには、賢いばかりでなく、好感をもたれることも必要なのでしょう。
スターのけばけばしさはまったく感じさせず、研究熱心で好奇心に満ちたアーティストという印象を受けました。
役作りに関しては、原作から受けた直観を大切にして、足りないところを調べたり、考えたりして補っていく、だいたい第一印象が正しいことが多いけれど・・・というところなど、我々が論文を書く工程によく似ています。
まるで研究仲間のような近しい存在に感じられました。
 全体的にはさらりとした感じですが、写真で見るとさすがに目は鋭いですね。
現代風かっこいい男とはこういうものなのだと知りました。

ところでデップ氏が、映画『チャーリー・モルデカイ』で使われている言葉(スラングか?卑語?)で”open balls" を例に挙げていました。
「わからないでしょ?僕も聞いたこともなかったし、使ったこともなかったけれど、あの映画には出てくるんだよね・・・」(通訳の女性に)「あなたが日本語でどう訳すかなと思ってわざと意地悪に言ってみたのだけれど、そのまま英語で”open balls” と言って訳さなかったようですね・・・」と茶目っ気たっぷりに言っていましたね、今ネットでみてみると、数学用語?のような感じですが・・・『モルデカイ』はシナリオを読んで詳しく言葉をチェックしてみる価値のある映画のようです。言葉がすごそうですよ、字幕だけではわからないようなきわどい表現や独特の言い回しが満載のようです。8年前に版権を買い、妹とプロデュースしたというデップ氏は「完璧なシナリオだ。観客が笑いころげるあまり粗相をしないように映画館ではおしめを配った方がいいよ」と言っていました。 映画は尽きない興味の源泉ですね、

 いつものデジカメで撮った写真ですが、鮮明でないのが残念です。報道陣用の精度のよいものが必要だと思いました。次回デップ様来日用に用意したいと思います。

 清水純子 撮影

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